ニッシー
1990年生まれ
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2018-09-18

【重要】第二種電気工事士の配電理論・配線設計分野4選







第二種電気工事士で、頻繁に同じような問題が出題される分野の一つが、「配電理論・配線設計」になります。


毎年似たような問題が出題され、ほぼ同じ内容が出題されている場合があります。


今回は、実はおいしい配電理論・配線設計の分野の中から4つご紹介したいと思います。















配電理論・配線設計頻出問題



それでは頻出問題を見てみたいと思います。


平成27年上期~平成29年度下期の3年分の問題を見てみたところ、以下の分野が必ず出題されていました。


これだけで、8点分は確保したも同然ですからね。


まさに、公式が山掛け推奨という状態ですね。



分岐回路の許容電流の問題



分岐回路の許容電流の問題は、回路から分岐した電路にどのくらいまで電流を許容できるかを調べるための問題です。


分岐回路の許容電流の問題の例:


図1




【ワンポイント】


以下に示す係数を分岐した線の長さによって定格電流に掛け算すれば大丈夫です。


分岐線の長さと係数をしっかり覚えましょう。


表1
分岐線の長さ許容電流の係数
3mを超え8m以下0.35(35%)
8mを超える0.55(55%)



計算例:


図1より、分帰線(a)は、10mなので、
・分帰線(a)の許容電流 = 100v × 0.55 = 55v


図1より、分帰線(b)は、8mなので、
・分帰線(b)の許容電流 = 100v × 0.35 = 35v



配線用遮断器の施設の問題



配線用遮断器の施設の問題は、分岐回路の許容電流に対して、正しいコンセントや線の太さの組み合わせを選択する問題です。


配線用遮断器の施設問題の例:


図2



【ワンポイント】


直径やら断面積やら単位の違いなどもありますが、赤字で示したところが特に重要です。


表2
 遮断機の種類 
 定格電流 
 コンセントに対応する電流 配線の太さ
過電流遮断機
  ~15A
  ~15A直径1.6mm
配線用遮断機
16~20A
  ~20A
過電流遮断機
16~20A
  ~20A直径2.0mm
過電流遮断機
21~30A
20~30A直径2.6mm
過電流遮断機
31~40A
30~40A断面積8mm²
過電流遮断機
41~50A
40~50A断面積8mm²



ちょっとした覚え方



表などの覚え方を見てみます。


まずは、赤字の部分だけ以下ように書いて覚えてみてください。


前表を簡略化して数値だけ書く脳筋暗記戦法ですね。


       ~15 1.6
       ~20 1.6(配線用)
       ~20 2.0
     20~30 2.6
     30~40 8
     40~50 8





次に、前表を覚えたら、また以下の赤字の部分を追加して、覚えてみましょう。


  ~15   ~15 1.6
16~20   ~20 1.6(配線用)
16~20   ~20 2.0
21~30 20~30 2.6
31~40 30~40 8
41~50 40~50 8


このように覚えることで、細かい単位や説明も記憶に付随してきますのでお勧めです!


本気度によっては上記表は1日もあれば覚えられるので、是非挑戦してみてください。


とはいえ、ゆっくりと自分のペースで覚えていくのが一番ですから気張らず気長にやっていきましょう。



幹線の最小電流の問題




下図3、4において幹線と示された線が分かると思いますが、この幹線には少なくともどの程度の電流が流れるのかをみる問題です。


幹線の最小電流の問題例:


図3

 
図4




【ワンポイント】


先ず、図記号で、MH の部分に注目します。


次に、M の電流値合計 > H 電流値合計 のときだけ表3の係数をMの電流値合計に掛け算すればOK。



表3
 M > 50A  M 50A 
1.11.25



計算例:


図3について
M は、10A
H は、15A + 20A = 35A
10A 35A なので、
幹線の電流最小値は、10 + 35 = 45A


図4について
M は、40A
H は、15A + 20A = 35A
40A > 35A なので、
幹線の電流最小値は、40 × 1.25 + 35 = 85A



電線の許容電流の問題



電線の許容電流の問題は、表を覚えて電線にどのくらいの電流を流すことを許されるのかをみる問題です。


表が...デカい...。


覚えるのが大変面倒くさいです(笑)



電線の許容電流の問題の例:


 金属管による低圧屋内配線工事で、館内に直径 1.6mm の 600V
ビニル絶縁電線(軟銅線) 6本を収めて施設した場合、電線1本当
たりの許容電流[A]は。
 ただし、周辺温度は 30℃以下、電流減少係数は 0.56 とする。


出典:平成29年度(下期)第二種電気工事士筆記試験(題問7問)


【ワンポイント】


こちらも、直径やら断面積やら面倒な単位は、先ずは無視しましょう。


表4
線の種類太さ許容電流
単線
(直径)
1.0~1.1mm16A
1.2~1.5mm19A
1.6~1.9mm27A
2.0~2.5mm35A
2.6~3.1mm48A
3.2~3.9mm62A
より線
(断面積)
0.9~1.24mm²17A
1.24~1.9mm²19A
2~3.4mm²27A
3.5~5.4mm²37A
5.5~8mm²49A


こちらも前述の配線用遮断器の施設の問題同様に、赤字の部分だけ書いて覚えてみてください。


計算そのものはとても簡単で、面倒なのはこの表だけですね。


先ず、問題文の「電流減少件数は0.56」と、「直径 1.6mm」に注目します。

次に、表4の「太さ」の項目を見て、直系が1.6mmと同じ行の27Aを用います。


計算例:


27 × 0.56 = 24A


というように計算すればOK。


計算自体はとっても簡単ですよね。





最後に



配電理論・設計の分野は、表を覚えることが少し面倒ですが有力な得点源ですので頑張りましょう。


とはいえ、やはり自分のペースでやるのが一番ですから、できるだけ早い時期から勉強した方がいいでしょう。


続きはまた次回にご期待を!














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